2012年09月24日

加島祥造「求めない」,「受いれる」

心の声に耳を澄ませば何歳からでも生き直せる
加島祥造(かじましょうぞう)受いれる

かわいい加島祥造「受いれる」



「受いれる ーー すると、運命の流れが変わる 」

「受いれる ーー すると優しい気持ちに還る」

「受いれる ーー すると自分の根にある明るさに気づく」


想定外の苦難や悲しみが襲ってくることも多いのが人生。まず自分を受いれ、悲しみを受いれ、恐れを受いれ、あらゆる変化を受いれていくと、他者や他者の変化も受いれられ、自由で柔軟な人生を生きることができる。苦しみは消えることはなくても、それ以上大きくはならない。。
「いま」をそのまま受いれることから始まる。すると、運命の流れが変わる。大ベストセラー『求めない』から5年。90歳に近づく加島祥造氏がやさしい言葉で綴る。渾身のライフワークついに完成。








ペン加島祥造(かじましょうぞう)プロフィール
生年月日 :1923年1月12日
出身地 :東京都
<略歴>
早稲田大学英文科卒、カリフォルニア州クレアモント大学院留学。 信州大、横浜国大、青山学院女子短大に勤め、フォークナー、トウェインをはじめ、数多くの翻訳・著作を手がける。
1993年「老子」に出会い、英語からの自由な翻訳を試みた『タオ ヒア・ナウ』(PARCO出版)を出版、 全訳を収めた『タオ-老子』(筑摩書房)とともにロングセラーとなっている。 現在は、信州・伊那谷に独居し、詩作、著作のほか、墨彩画の制作をおこなっている。



<信州・伊那谷でお安く泊まれる素敵な宿>
お婆ちゃんのお家に泊まりに来たかのような温かい宿です。












ペン 詩人・加島祥造氏 「受いれる」 心にすみついた言葉を若者へ
(SankeiBiz 2012年9月8日)
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/120908/ecf1209080502000-n1.htm

タイトルになっているキーワード「受いれる」は、前作「求めない」完成後しばらくしたころ、私の中に沸き上がってきた言葉です。
 頭で考えたことではなく、今回のようにどこかからやってきて心にすみついたような言葉は、私の創作活動の原動力であり、大抵の場合とても重要な意味を持っています。
 この言葉との対話がスタートしてから実際に本になるまで5年もの時間がかかってしまいました。それはもちろん、90歳になろうという私の年齢による体力の衰えもさることながら、この言葉を深く知ろうとすればするほど、その「意義」の大きさに気づかされたからです。
 人は生まれるときみな、自分の存在を、母の愛を、自然のすべてを無条件に受けいれます。だからこそあんなにやすらいでいる。ところが、少しずつ社会的な存在になっていく課程で社会のルールや建前を受けいれるばかりになり、もともとあった自分の欲求に蓋をして生きてしまう。それで何が起きるかというと、自分を受けいれなくなり、他人を受けいれなくなり、喜びも悲しみも受けいれない悲劇的な状況に陥るわけです。
 残念ながら、現代の、特に都会に生きている大人のほとんどがこの状況にあると思います。受けいれない心は、体も心も固くし、いつもいらだち、不安を感じ、やすらげない状況を作ります。
 この仕組みに気づいたとき、本当の意味で私がこの本を作る意義にたどり着いたのです。つまり、「受けいれない」心のせいで苦しんでいる若い方達に「そんな自分を受けいれることから始まるんだよ」というメッセージを残したかったのです。
 私自身、執筆中、突然やってきた悲しみを受けいれる課程を体験しました。もちろんそれはたやすいことではありません。ただ、その体験がもたらす大きな気づきは、誰の人生をも大きく変える力を持っている、ということをお伝えしたいのです。


加島祥造(かじましょうぞう)墨彩画



ペン人生が「空っぽ」になる前に 詩人・加島祥造 インタビュー
(MSN産経ニュース 喜多 由浩)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120911/art12091103120000-n1.htm

 ーー人間は大人になるにつれて「社会の自分」が大きくなってゆく

加島祥造 ; そう、みんな競争に夢中になって、「負けまい、負けまい」と懸命に働く。会社のためにエネルギーの80%も使ってしまう。どうしてそんなに競争に勝つことばかり求めたがるのかな? 恐らくレールから外れるのが「怖い」からだね。でも、そんな生活を続けていると、肉体的にも精神的にも疲れる。50代、60代になれば、「空っぽ」の人生になってしまうんだよ。

 ーーでも、出世をし、お金持ちになる「喜び」もあるでしょう

加島祥造 ; あるだろうね。ボクも30代、40代のころは(大学教授、翻訳家などとして)社会の中に入り務めも果たした。ただ、それは「競争社会での喜び」であって「生きている喜び」じゃないんだよ。だからボクは「都会の競争」から外れて田舎の教師(信州大学講師)になった。そのころは一番活躍していたから、みんなからは、「加島はバカだな」っていわれたけど(苦笑)。

 《社会で生きるには社会の仕組みを受(うけ)いれ社会に受いれられる必要がある》《でもね、社会は人を受いれるだけでなくて利用し始める 要求は多くなり強くなる》 (加島祥造『受いれる』から)

 ーーただ、食べてゆくためにはがまんしなきゃいけないこともあるし、「責任感」の問題もでてくる

加島祥造 ; 30代、40代というのは、社会的にも家庭的にも責任のある地位に就く時期だから“ダブルの縛り”に遭うんだな。付き合う人もだんだんと、その“縛りの中だけ”になってゆく。これは相当すごいことなんだけど、みんな自覚していないんだよ。ただね、「社会の自分」をまったくゼロにしてしまったら生きてはゆけない。要はバランスなんだよ。現代人は、ちょっとそちらへ“偏り過ぎ”ているから「はじめの自分(自然の自分)」を取り戻さなきゃいけないんだ。

 ーー「はじめの自分」とは?

加島祥造 ; みんな、赤ちゃんのときは、素直で明るくて、善の性を持っていただろう? 「はじめの自分」にはその人の命を助け、成長させるエネルギーがあり、受け入れると、安らいだ気持ちになれる。アタマで考える欲望ではなくて、カラダで感じる生命との繋(つな)がりだな。「はじめの自分」を無視して社会で競争ばかりしていると生命力は減退し、人間的魅力や温かさに欠け、他人の痛みも分からない人間になってしまう。

 《内側に権力や形式や権威や金の壁で箱をつくるとほかのものは受いれられなくなるー 自由ややすらぎや楽しさはその箱の外へこぼれるよ どうする? 箱の壁に穴をあけることさ》(同)

 ーー「穴をあける」にはどうすればいいですか

加島祥造 ; ボクはまず大の字になって寝転ぶ(笑い)。自分の中に安らぎや喜び、優しさがあることを自覚することだね。そして自然に目を向ける。すると他の人の中にも見えてくる。自分のどこがアンバランスだったか分かるんだよ。

 ーーベストセラーになった詩集「求めない」から5年。「受いれる」は一歩進みましたか

加島祥造 ; 「求めない」の思想は80歳のとき「自分を楽に生きよう」というキーポイントとしてこの言葉が浮かんだ。「求めない」は「社会の自分」だけが対象だったけど、「受いれる」には生命と繋がっている「はじめの自分」という概念がある。それを感じて受け入れる。社会的にはたとえ「ダメな自分」であっても「ダメ」と決めつけないことだよ。

 ーー学校での「いじめ」が社会問題化しています。追い詰められたあまり「死」を選んでしまう子供も少なくありません

加島祥造 ; うーん。確かにボクらの時代には、いじめで自殺するようなことはなかったな。ただボクはね、最近のいじめの問題については、メディアが過剰に報道し、社会も過剰に反応している部分もあるんじゃないかと思っている。

 ーーどうしてもイヤなものからは「逃げたらいい」と書いていますね

加島祥造 ; ただね、自分がイヤな目にあったとき、「逃げられる子供」と「逃げられない子供」がいるんだよ。逃げられない子供の多くは家庭でも逃げ場がない。親から言われたことに文句が言えないんだな。学校でも家庭でも逃げ場がない。どこにもないんだ。

 ーー家庭で逃げ場がない子供とは?

加島祥造 ; 親のイメージの中に子供を閉じ込めてしまう。いい学校に入って、いい会社に就職して…と将来のレールを敷き、子供に自由を与えない。そうすると子供も親の喜ぶことばかりやるようになる。「過保護」は一種の虐待なんだ。親は子供そのものを受け入れることが大切。自由な気持ちや、伸びてゆくものを受け入れてやるべきだよ。

 ーー過保護な親が増えたのは少子化で子供の数が減ったからでしょう。昔は構いたくても構えなかった

加島祥造 ; 違うね。親も自分が育ったときに「怖かった」んだよ。だから、自分の子供は競争社会の中で、できるだけいいレールに乗せたい。教育もそのレールに乗っかっている。外れるのが恐怖なんだ。PTAはきっと、ボクのいうことに怒りを感じるだろうな(苦笑)。でもね、子供は誰だって自分で馬に乗って勝手に歩き回りたいんだよ。ボクは子供のころからずっと好きなこと(英語や翻訳)をやって、それで食べてこられたから幸せだった。

 ーー子供の側にも問題はありませんか。最近の若者たちは「生き抜く力」が弱い。結婚もしない…

加島祥造 ; どうやらキミとボクとは、だいぶ見方が違うようだ(笑い)。一見そうみえるかもしれないけど、子供は健全だよ。「はじめの自分(自然の自分)」の割合が多いからね。大学、社会人と進むうちに「社会の自分」の比率が大きくなっちゃう。現代社会の子供が特別なわけじゃないと思うんだ。

 母親は、なるたけ子供は放っておくことさ。そして自分の好きなことをさせる。すると、社会へ出ても自分の方向にいく。好きなことがあれば、たとえ独りでもつらくないんだ。イヤイヤやっているとストレスばかりたまって、そのうちに酒を飲み始める(苦笑)。

 ーー“草食系”も心配ありませんか

加島祥造 ; 深いものじゃないから、放っておけばいいよ。そのうちに(異性が)欲しくなるから…。ボクも昔は本能的に自由に生きたいと思い込んで、「家庭など決して持つまい」と考えていた。でもね、実際に子供ができてみると、かわいいもんなんだよ、これが。だから心配はいらない。

 ーー新詩集『受(うけ)いれる』のあとがきで、「大切な人」(80代で出会ったドイツ人の女医さん)との別れ(死)について触れていますね

加島祥造 ; 「受いれる」を書いて、もうほとんど出来上がったときだったけど、ボクは、それまでの人生で、これほど大きな「悲しみ」を経験したことがなかったんだよ。だから悲しみを受け入れられず落ち込んでばかりいたんだね。

 《その人は、高い知性と温かなハートで常に私を励ましてくれる最良の友でした。彼女が突然病に倒れ、回復を信じて疑わなかった私のもとへ悲しい知らせが届いたのです。それからの私は、一言でいえば、完全に打ちのめされた状態でした》

 ーーでも、そんな加島さんの姿を、その女性が望んでいるはずがない、と

加島祥造 ; そう。いつまでも過去(悲しみ)を引きずっている自分を望んではいない。寂しさや恐れは、過去や未来にとらわれた自分から来る。周りが変わろうとも、「今の80歳を過ぎたボク」が絶対なんだ。だから、ありのままの自分を自覚し受け入れて生きようと。そう考えると随分、楽になったんだよ。

 ーー自分の「死」については考えますか。人間にとって死は最大の「恐怖」じゃありませんか

加島祥造 ; どうして恐怖になるのかな? (人類が生まれてから)もう何百、何千億人と死んでいるんだ。なぜキミだけおっかながる必要があるんだよ。ひとりの人間はね、すごい存在なんだ。これだけのものを造り上げた自然の能力を考えてごらんよ。だから「死」というのは無駄に消えるんじゃない。また何かの形でいかされるんだと思う。その変化だけを受け入れればいい。

 ーー人間も大自然の中の一部である、と

加島祥造 ; 人間も、でっかい何かに繋(つな)がっているんだよ。アタマが分かんないだけで、きっとカラダは知っているんだと思う。変化を受け入れない人にはそれが理解できないんだね。

 ーー昨年の東日本大震災では多くの方が犠牲になりました

加島祥造 ; 亡くなられた方は本当に、お気の毒だと思います。自然というのは、こんな激しい災害をもたらすと同時に、再生する優しい能力も持っている。あらゆる生物を育てる能力も持っている。人間はその自然と繋がり、ともに生きる存在なんだよ。“ハードウエアの生活”ではなく、そうした柔らかく優しい心で今の社会を見つめ直すことが大事じゃないのかな。











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ラベル:加島祥造
posted by 団塊世代 at 22:30| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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